歯科医師国家試験

104回歯科医師国家試験 <C-34>

(問題)

(解説)

 これは単なる知識問題。選択肢の英単語は大学入試レベルの英単語。選択肢の単語は歯科大生なら知っていて当然のレベルです。

(解答)

105回歯科医師国家試験 <A-10>

(問題)

(構造分解)

(解説)

 主語は名詞の「Gingivitis」、動詞は「is」。この後ろがかっこになっています。かっこに相当する選択肢は全て名詞なので、文型はS+V+Cの第2文型です。かっこの後ろの「caused by ~」は過去分詞句で形容詞の働きをし、前の名詞を後ろから修飾しています(形容詞の後置修飾)。
英文中の「Gingivitis(歯肉炎)」「dental plaque(歯垢)」は歯科大生なら知っておかなければならない英単語です。また、あわせて「良性=benign」「悪性:malignant」の単語も暗記しておきましょう。

(訳例)

「歯肉炎は歯垢に起因する炎症である。」

(解答)

106回歯科医師国家試験 <A-6>

(問題)

(構造分解)

 

(解説)

 「S+have+動詞の過去分詞」となっており、現在完了形であることが分かります。「have+動詞の過去分詞」は全体として動詞として扱うことができます。その後に続く「that」の中の構造をみると「(  )may be one~」となっており、主語が(  )、動詞が「(may) be」、名詞が「one」で、S+V+Cの第2文型になっています。「that」の後ろが完全な文なので、「that」以降の文は名詞節となります。このthatを「同格」と言い、「that S V」は「SはVするということ」と訳すと良いです。
よって、余計な修飾語を取っ払って訳すと、「(  )は危険因子の一つであるということ」となり、述語動詞「show」の目的語になっています(この英文ではshowは現在完了形)。つまり、本文の大きな構造は、単なるS+V+Oの第3文型です。
「in」以降の文(前置詞句)は「risk factors」の「factors」を修飾しているとも言えますし(形容詞句)し、「may be」を修飾しているとも言えます(副詞句)。どちらでもいいので文意で決めればいいでしょう。

(訳例)

「最近の研究によると、歯周病の発症と進行において、喫煙は有意な危険因子の1つである可能性があるということだ。」

(解答)

107回歯科医師国家試験 <C-1>

(問題)

(構造分解)

(解説)

 これは、WHOの「健康」の定義の日本文を暗記していれば良いだけの問題でした。ちなみに、主語が「Health」、述語動詞が「is」、その後が「a state」と名詞となっているので、S+V+Cの第2文型です。つまり、「Health = a state」であり、「健康とはある状態のこと」となります。「and not merely the absence~」の部分は「and」と「not」の間に「Health is」(主語と述語)が省略されています。大まかな構造は「Health is a state of ~ and(health is)not merely the absence of…」です。直訳は「健康とは~の状態であり、健康とは単に…の欠如ではない」となります。

(訳例)

「健康とは、身体的・精神的・社会的に全てにおいて満たされた状態であり、単に病気でないとか虚弱でないということではない。

(解答)

108回歯科医師国家試験 <A-1>

(問題)

(構造分解)

(解説)

 主語は「the goal」、述語動詞は「is」、述語動詞の後ろが「to 動詞」なので、不定詞です。不定詞には名詞的用法があり、名詞の役割ができるので、ここはS+V+Cの第2文型になります。S=Cなので「The goal = to explain」(ゴール=説明すること)ですね。また、「factors that ~」は、名詞、代名詞と名詞の連続なので、「that」は関係代名詞、「factors」はその先行詞ということになります。「are responsible for~」は「~に対して責任がある」といった熟語です。ここでは「~」にあてはまるものが3つあり、等位接続詞「and」で結ばれています(「A, B, and C」)。
ここまでの分析での大まかな直訳は、「~のゴールは生命のAやBやCに対して責任のある物理的要因と化学的要因を説明することである」となります。選択肢で生命に関して物理的&化学的要因を説明する学問を探すと「生理学」しかありません。

(訳例)

「生理学の目標とは、生命の起源、発達、展望を担う物理的要因や化学的要因を解明することである。」

(解答)

109回歯科医師国家試験 <A-1>

(問題)

A porcelain veneer is bonded to the (  ) surface of an anterior tooth to solve esthetic problems.
(  )に入るのはどれ?

選択肢
a:distal b:labial c:lingual d:mesial e:occlusal

 

(構造分解)

A porcelain veneer(S) is(V) bonded(C) to the (  ) surface of an anterior tooth (to solve esthetic problems).

(S)は主語、(V)は動詞、(C)は補語を表します。
※ 「to solve(to+動詞)」は(〜するために)で副詞句

 

(解説)

述語動詞が「be動詞+動詞の過去分詞」なので受動態(受け身)の英文です。元の文は「~bonds a porcelain veneer」であり、元の文の主語にあたる部分が省略されています(受動態の文で言うと、A porcelain veneer is bonded t ….by~.の「by~」が省略)。元の文は、「~」が主語、「bonds」が述語動詞(他動詞)、「veneer」は名詞なので目的語、S+V+Oの第3文型です。
問題文は、本来目的語だった「veneer」を主語に持っていった結果できた文です。「O+be動詞+述語動詞の過去分詞(by~)」であり、過去分詞は「~された状態」というように形容詞化されるので、受動態の文はS+V+Cの第2文型になります。
また、かっこのほうを見ていくと、「to the (  )surface of an anterior tooth」の部分は「bonds」を修飾する副詞句です。「bond A to B」という熟語として処理をしてもよいです。Bに相当するのが「to the (  )surface of an anterior tooth」の部分、Aは先に解説したように、主語に移動しているので「a porcelain veneer」になります。あとは、ベニアをどこにはるかを知っていれば選択肢は選べますね(保存修復学)。
ちなみに「to solve esthetic problems」は「to 動詞」なので不定詞であり、ここでは「bonds」を修飾する副詞的用法で使われています。

(訳例)

「審美性の諸問題の解決のため、ポーセレンベニアを前歯部の唇側面に張り付ける。」

 

(解答)

選択肢(解答:b)
a:distal(遠心の) b:labial(唇側の) c:lingual(舌側の) d:mesial(近心の) e:occlusal(咬合面の)

※選択肢の単語は歯科大生なら知っていて当然のものです。

110回歯科医師国家試験 <A-10>

(問題)

Avoiding the frequent intake of fermentable carbohydrates,especially sucrose, in diets is important for the (  )of early chidhood caries.
(  )に入るのはどれ?

選択肢
a:treatment b:prevention c:restoration d:development e:decalcification

 

(構造分解)

Avoiding(S) [the frequent intake(O) of fermentable carbohydrates(,especially sucrose)(, in diets)] is(V) important(C) for the (  )of early chidhood caries.

(S)は主語、(V)は動詞、(C)は補語,(O)は補語を表します。
※Avoidingのように動詞+ing(〜すること) の形は名詞句
※intakeはAvoidの目的語

 

(解説)

最初は動名詞句です。動名詞句は名詞なので主語になることができます。これで「avoiding」が主語であるとわかります。次に述語動詞を探すと「is」というbe動詞が見つかります。その後ろに「important」という形容詞がきているので英文の大まかな骨格は「Avoiding is important」というS+V+Cの第2文型であることがわかります。この文型ではS=Cが成り立つので、Avoiding=importantとなります。つまり「避けること=重要なこと」ということです。「避けること」は、プラスなことを言っているので、「=(is)」で結ばれた側もプラスの意味になるはずです。そこで、選択肢を見てみると、良い意味がもたらされるのは「prevent(予防)」しかありません。
また、「avoid(避ける)」を「前もって対処すること」と考えると、自信を持って、接頭語「pre-(前もって)」のついている「prevent」を選ぶことができるでしょう。

 

(訳例)

「食事では、特にショ糖(スクロース)といった発酵性の炭水化物を頻回に摂取することを避けることは、幼児期のう蝕予防には重要である。」

 

(解答)

選択肢(解答:b)
a:treatment(治療) b:prevention(予防) c:restoration(修復) d:development(進展・進行) e:decalcification(脱灰)

 

111回歯科医師国家試験 <A-17>

(問題)

Tooth erosion is defined as the irreversible loss of tooth structure due to exposure to (  ).
(  )に入るのはどれ?

選択肢
a:acids b:bacteria c:carbohydrates d:fluoride e:saliva

 

(構造分解)

Tooth erosion(S) is(V) defined(C) (as the irreversible loss of tooth structure due to exposure to (  )).

(S)は主語、(V)は動詞、(C)は補語を表します。

 

(解説)

述語動詞が「be動詞+動詞の過去分詞」なので受動態(受け身)の英文です。元の文は「~define tooth erosion」であり、元の文の主語にあたる部分が省略されています(受動態の文で言うと、「Tooth erosion is defined…by~.」の「by~」の部分が省略)。元の文は、「~」が主語、「define」が述語動詞(他動詞)、「tooth」は名詞なので目的語、S+V+Oの第3文型です。
問題文は、本来目的語だった「tooth」を主語に持っていった結果できた文です。「O+be動詞+述語動詞の過去分詞(by~)」であり、過去分詞は「~された状態」というように形容詞化されるので、受動態の文はS+V+Cの第2文型になります。今年も過去の問題同様、第2文型の英文の出題でした。
「as 名詞」は「~として」という副詞句です。また、「due to~」は「~が原因による、~のせいの」といった熟語です。かっこに入る選択肢は全て名詞なので、「to (  )」の部分は不定詞ではありません。「to+名詞」の「to」は「~に対して」という前置詞の働きをします。酸食症の原因がわかれば(歯科大生なら常識レベル)、ここは「酸に対して」というのがしっくりくることがわかります。

 

(訳例)

「酸食症は酸にさらされていることが原因による不可逆的な歯の構造の欠損として定義される。」

 

(解答)

選択肢(解答:a)
a:acids(酸) b:bacteria(細菌) c:carbohydrates(炭水化物) d:fluoride(フッ化物) e:saliva(唾液)