112回から英語問題が2問になりました。英語問題でふるいにかけるということなのかもしれません。それゆえ、必修をクリアするには英語は落とさないようにしなくてはなりません。以下の解説をご参考ください。
(問題)
Seaweed-derived( )forms an elastic and hydrocolloid impression material
through a chemical reaction.
( )に入るのはどれか。1つ選べ。
a agar (寒天)
b alginate (アルジネート)
c polyether (ポリエーテル)
d zinc oxide eugenol (酸化亜鉛ユージノール)
e polydimethylsiloxane (ポリジメチルシロキサン)
(解説)
Seaweed-derived( ):主語(Seaweed-derivedは形容詞として、カッコの名詞を修飾)
forms:動詞
an elastic and hydrocolloid impression material:目的語(形容詞+名詞なので全体的に名詞)
through a chemical reaction:副詞句(動詞のformsを修飾する)
大まかな訳は「( )は化学反応によって印象材となる」
「Seaweed-derived:海藻由来」この単語は分からなくても解ける問題です。
弾性がありハイドロコロイド系の印象材で、化学結合によって固まるのは、歯学部の学生ならアルジネートと答えられるはずです。それゆえに、答えはbとなります。
訳例:「海藻由来のアルジネートは化学反応により、弾性ハイドロコロイド系印象材となる」
(解答)
b alginate (アルジネート)