113回歯科医師国家試験 <D-3>

       

(問題)

(  )is a chronic disease caused by inherited and/or acquired deficiency  in production of insulin by the pancreas, or by the ineffectiveness of the insulin produced.
(  )に入るのはどれか。1つ選べ。

 a  Hepatitis   (肝炎)
 b  Periodontitis (歯周炎)
 c  Osteoporosis (骨粗しょう症)
 d  Diabetes mellitus (糖尿病)
 e  Myocardial infarction (心筋梗塞)

(解説)

(  ):主語 is :動詞 a chronic disease:補語(名詞)→S=Cが成立。
(  )= a chronic disease caused by~はdiseaseを修飾する形容詞句→~によって引き起こされる病気

(英単語)
・chronic:慢性の ・inherit:遺伝する ・acquire:後天的
・deficiency:不全、不足、欠乏 ・pancreas:膵臓 
・ineffectiveness:無効(感受性なし)
「inherited and/or acquired deficiency」=遺伝的かつ後天的な欠乏あるいはどちらかの欠乏
 後半で「insulin」という単語があるので、糖尿病のお話だろうことは予想がつくと思います。「the ineffectiveness of the insulin produced」=生産されたインスリンが効かない。この分は大まかに以下の構造となっています。

(  )is a chronic disease caused by inherited and/or acquired deficiency in production of insulin by the pancreas, or by the ineffectiveness of the insulin produced.

A=by inherited and/or acquired deficiency in production of insulin by the pancreas

B= by the ineffectiveness of the insulin produced.

とすると、「(  )はAないしはBが原因とされる慢性的疾患である」となります。

 訳例:糖尿病は、膵臓でのインスリン産生における遺伝的かつ後天的な欠乏ないしはそのどちらかの欠乏が原因、あるいは産生されたインスリン感受性がないことが原因による慢性疾患である。

(解答)

d  Diabetes mellitus (糖尿病)

113回歯科医師国家試験 <C-5>

       

(問題)

(  )reduce neural activities by blocking voltage-dependent Na+ channels.
(  )に入るのはどれか。1つ選べ。

 a  Antibacterial agents (抗生剤)
 b  Local anesthetics  (局所麻酔薬)
 c  Muscle relaxants   (筋弛緩薬)
 d  Narcotic analgesics (麻薬性鎮痛薬)
 e  Nonsteroidal anti-inflammatory drugs (NSAIDs 非ステロイド性抗炎症薬)

(解説)

(  ):主語 reduce:動詞 neural activities:目的語(名詞)
 by~:reduceを修飾する副詞句
簡単な構造は「(  )reduce neural activities」=(  )は神経活動を抑制する。
 神経活動を抑制するということなので、この時点でb,dに絞られますね。
あとはby以降を見ていきましょう。
voltage:電位 dependent:~に依存している→voltage-dependent~:~に依存している電位。Blocking:遮断すること。文法的にby の後には名詞が来るので、ここではblockingというように動名詞になっています。「~を遮断すること」 Na+ channels:ナトリウムチャネル。大まかには「ナトリウムチャネルを遮断することで」 となります。voltage-dependentが分からなくてもいいのです。ナトリウムチャネルを遮断して神経活動を抑制するのは、歯学部の学生なら局所麻酔薬とわかると思います。それゆえ、解答はbとなります。

 訳例:局所麻酔薬は電位依存性のナトリウムイオンチャネルを遮断することで神経活動を抑制する。

(解答)

b  Local anesthetics  (局所麻酔薬)

112回歯科医師国家試験 <D-2>

       

112回から英語問題が2問になりました。英語問題でふるいにかけるということなのかもしれません。それゆえ、必修をクリアするには英語は落とさないようにしなくてはなりません。以下の解説をご参考ください。

(問題)

 (  )is the process of enabling people to increase control over, and to improve, their health.
(     )に入るのはどれか。1つ選べ。

 a  Quality of life (クヲリティ・オブ・ライフ)
 b  Health promotion (ヘルスプロモ―ション)
 c  Health assessment (ヘルスアセスメント)
 d  Population strategy (ポピュレーション・ストラテジー)
 e  Primary health care (プライマリ・ヘルスケア)

(解説)

(  ):主語  is :動詞 the process:目的語
of~:processを修飾するだけのもの(形容詞句)
※熟語:enable A to B=AがBをできるようにする(可能にする)

大まかな構造は「(  )is the process」=「(  )は過程である」です。どんな過程であるのかを示しているのが、of~の内容です。
→人々が自分の健康管理や健康改善ができるようにすることの(するという)

 「健康管理」や「健康改善」というワードがある時点でカッコに入るのは「ヘルス系」だとわかります。この時点で、b,cに絞れます。あとは「promotion(推進)」「assessment(評価)」
「推進は過程である」「評価は過程である」。過程は何かが進行中の事ですので、結果が出た後に行う「評価」はおかしいですね。それゆえに、「Health promotion」が正解とわかります。
 訳例:ヘルスプロモーションとは、人々が自分の健康管理や健康改善ができるようになるという過程である。

(解答)

b  Health promotion (ヘルスプロモ―ション)

112回歯科医師国家試験 <C-8>

       

112回から英語問題が2問になりました。英語問題でふるいにかけるということなのかもしれません。それゆえ、必修をクリアするには英語は落とさないようにしなくてはなりません。以下の解説をご参考ください。

(問題)

Seaweed-derived(    )forms an elastic and hydrocolloid impression material
through a chemical reaction.
(     )に入るのはどれか。1つ選べ。

 a  agar (寒天)
 b  alginate (アルジネート)
 c  polyether (ポリエーテル)
 d  zinc oxide eugenol (酸化亜鉛ユージノール)
 e  polydimethylsiloxane (ポリジメチルシロキサン)

(解説)

Seaweed-derived(    ):主語(Seaweed-derivedは形容詞として、カッコの名詞を修飾) 
forms:動詞 
an elastic and hydrocolloid impression material:目的語(形容詞+名詞なので全体的に名詞)
through a chemical reaction:副詞句(動詞のformsを修飾する)

 大まかな訳は「(    )は化学反応によって印象材となる」
「Seaweed-derived:海藻由来」この単語は分からなくても解ける問題です。
弾性がありハイドロコロイド系の印象材で、化学結合によって固まるのは、歯学部の学生ならアルジネートと答えられるはずです。それゆえに、答えはbとなります。
 訳例:「海藻由来のアルジネートは化学反応により、弾性ハイドロコロイド系印象材となる」

(解答)

b  alginate (アルジネート)

104回歯科医師国家試験 <C-34>

       

(問題)

(解説)

 これは単なる知識問題。選択肢の英単語は大学入試レベルの英単語。選択肢の単語は歯科大生なら知っていて当然のレベルです。

(解答)

105回歯科医師国家試験 <A-10>

       

(問題)

(構造分解)

(解説)

 主語は名詞の「Gingivitis」、動詞は「is」。この後ろがかっこになっています。かっこに相当する選択肢は全て名詞なので、文型はS+V+Cの第2文型です。かっこの後ろの「caused by ~」は過去分詞句で形容詞の働きをし、前の名詞を後ろから修飾しています(形容詞の後置修飾)。
英文中の「Gingivitis(歯肉炎)」「dental plaque(歯垢)」は歯科大生なら知っておかなければならない英単語です。また、あわせて「良性=benign」「悪性:malignant」の単語も暗記しておきましょう。

(訳例)

「歯肉炎は歯垢に起因する炎症である。」

(解答)

106回歯科医師国家試験 <A-6>

       

(問題)

(構造分解)

 

(解説)

 「S+have+動詞の過去分詞」となっており、現在完了形であることが分かります。「have+動詞の過去分詞」は全体として動詞として扱うことができます。その後に続く「that」の中の構造をみると「(  )may be one~」となっており、主語が(  )、動詞が「(may) be」、名詞が「one」で、S+V+Cの第2文型になっています。「that」の後ろが完全な文なので、「that」以降の文は名詞節となります。このthatを「同格」と言い、「that S V」は「SはVするということ」と訳すと良いです。
よって、余計な修飾語を取っ払って訳すと、「(  )は危険因子の一つであるということ」となり、述語動詞「show」の目的語になっています(この英文ではshowは現在完了形)。つまり、本文の大きな構造は、単なるS+V+Oの第3文型です。
「in」以降の文(前置詞句)は「risk factors」の「factors」を修飾しているとも言えますし(形容詞句)し、「may be」を修飾しているとも言えます(副詞句)。どちらでもいいので文意で決めればいいでしょう。

(訳例)

「最近の研究によると、歯周病の発症と進行において、喫煙は有意な危険因子の1つである可能性があるということだ。」

(解答)

107回歯科医師国家試験 <C-1>

       

(問題)

(構造分解)

(解説)

 これは、WHOの「健康」の定義の日本文を暗記していれば良いだけの問題でした。ちなみに、主語が「Health」、述語動詞が「is」、その後が「a state」と名詞となっているので、S+V+Cの第2文型です。つまり、「Health = a state」であり、「健康とはある状態のこと」となります。「and not merely the absence~」の部分は「and」と「not」の間に「Health is」(主語と述語)が省略されています。大まかな構造は「Health is a state of ~ and(health is)not merely the absence of…」です。直訳は「健康とは~の状態であり、健康とは単に…の欠如ではない」となります。

(訳例)

「健康とは、身体的・精神的・社会的に全てにおいて満たされた状態であり、単に病気でないとか虚弱でないということではない。

(解答)

108回歯科医師国家試験 <A-1>

       

(問題)

(構造分解)

(解説)

 主語は「the goal」、述語動詞は「is」、述語動詞の後ろが「to 動詞」なので、不定詞です。不定詞には名詞的用法があり、名詞の役割ができるので、ここはS+V+Cの第2文型になります。S=Cなので「The goal = to explain」(ゴール=説明すること)ですね。また、「factors that ~」は、名詞、代名詞と名詞の連続なので、「that」は関係代名詞、「factors」はその先行詞ということになります。「are responsible for~」は「~に対して責任がある」といった熟語です。ここでは「~」にあてはまるものが3つあり、等位接続詞「and」で結ばれています(「A, B, and C」)。
ここまでの分析での大まかな直訳は、「~のゴールは生命のAやBやCに対して責任のある物理的要因と化学的要因を説明することである」となります。選択肢で生命に関して物理的&化学的要因を説明する学問を探すと「生理学」しかありません。

(訳例)

「生理学の目標とは、生命の起源、発達、展望を担う物理的要因や化学的要因を解明することである。」

(解答)

109回歯科医師国家試験 <A-1>

       

(問題)

A porcelain veneer is bonded to the (  ) surface of an anterior tooth to solve esthetic problems.
(  )に入るのはどれ?

選択肢
a:distal b:labial c:lingual d:mesial e:occlusal

 

(構造分解)

A porcelain veneer(S) is(V) bonded(C) to the (  ) surface of an anterior tooth (to solve esthetic problems).

(S)は主語、(V)は動詞、(C)は補語を表します。
※ 「to solve(to+動詞)」は(〜するために)で副詞句

 

(解説)

述語動詞が「be動詞+動詞の過去分詞」なので受動態(受け身)の英文です。元の文は「~bonds a porcelain veneer」であり、元の文の主語にあたる部分が省略されています(受動態の文で言うと、A porcelain veneer is bonded t ….by~.の「by~」が省略)。元の文は、「~」が主語、「bonds」が述語動詞(他動詞)、「veneer」は名詞なので目的語、S+V+Oの第3文型です。
問題文は、本来目的語だった「veneer」を主語に持っていった結果できた文です。「O+be動詞+述語動詞の過去分詞(by~)」であり、過去分詞は「~された状態」というように形容詞化されるので、受動態の文はS+V+Cの第2文型になります。
また、かっこのほうを見ていくと、「to the (  )surface of an anterior tooth」の部分は「bonds」を修飾する副詞句です。「bond A to B」という熟語として処理をしてもよいです。Bに相当するのが「to the (  )surface of an anterior tooth」の部分、Aは先に解説したように、主語に移動しているので「a porcelain veneer」になります。あとは、ベニアをどこにはるかを知っていれば選択肢は選べますね(保存修復学)。
ちなみに「to solve esthetic problems」は「to 動詞」なので不定詞であり、ここでは「bonds」を修飾する副詞的用法で使われています。

(訳例)

「審美性の諸問題の解決のため、ポーセレンベニアを前歯部の唇側面に張り付ける。」

 

(解答)

選択肢(解答:b)
a:distal(遠心の) b:labial(唇側の) c:lingual(舌側の) d:mesial(近心の) e:occlusal(咬合面の)

※選択肢の単語は歯科大生なら知っていて当然のものです。